ノースジョージア大学(UNG)の上級システムエンジニアである Michael Roth 氏は、大学の5つのキャンパスのネットワークに関して手作業によるインベントリ作業を自動化し、コンプライアンスの複雑性を緩和しました。
UNG では、すべての IP アドレスとシステムに関する綿密な監査を行うという新しい厳格な監査基準を満たす必要がありました。上級システムエンジニアである Michael Roth 氏は、効率的に必要な情報を収集し、保存し、 最新状態に保持できる方法が必要だと判断しました。バックアップを検証し、セキュリティを維持し、PCI システムを監視できることも必要でした。
UNG の IT 部門では、16,000名に及ぶ学生をサポートする2つのデータセンターにある、500以上のサーバーについて手作業でインベントリを作成しており、監査時には2-3週間がとられていました。誰にも時間的な余裕がなく、自動化が切望されました。
IT 部門では内部で VBScript によって書かれたリソース使用率プロセスを利用していましたが、ネットワーク全体の詳細な情報がなかったのでエラーが見落とされることがよくありました。VBScript は30分ごとのチェックだったので、実際の障害と障害検知による警告との間に大きなギャップがある可能性が高いことも問題でした。
IT部門の負荷を減らすために、UNG は監査プロセスを自動化し、ネットワーク問題が顕在化する前に対処できる統合ネットワーク監視ソフトウェア WhatsUp Gold を導入しました。ネットワークに新しく追加されたシステムは、WhatsUp Gold のスマート・スキャン機能で自動的に検出され、システム名、OS のバージョン、CPU、メモリ、ディスク容量、IPアドレスなどの情報がインベントリ監査リストに自動的に書き込まれます。
「WhatsUp Gold で5つのキャンパスすべてのシステムのインベントリを
自動作成できるようになって、大学の CISO や CIO に至るまで、
システム・エンジニアリング関係者は大変な喜びようでした。
特に IT 監査が近づいていましたから。」
- Michael Roth 氏、ノースジョージア大学 上級システムエンジニア
WhatsUp Gold を導入したことで、それまで30分ごとのチェックだった VBScript から、2分間隔のポーリングによる全システム監視に切り換えて、積極監視を実現できました。WhatsUp Gold から Google Maps API を使って5箇所に散在するキャンパスすべてのネットワークの状態をリアルタイムで同時に監視できます。CPU、メモリ、ディスク容量などのしきい値を超えたら、2分以内に警告を受けられます。
UNG のシステム・インベントリ・プロセスは、31機関から成るジョージア州のネットワークの中のスタンダードになりました。これはIT部門にとっては大変名誉なことで、UNG の IT 部門はとても誇らしく感じています。
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