Microsoft Teams は、昨日の朝3時間近くダウンし、数え切れないほどのオフィスでの会議や会話を遅らせてしまいました。原因は何だったのでしょうか?Microsoft がセキュリティ証明書の更新を忘れていたことです!
そうです、1兆ドルの企業である Microsoft は、IT だけで数千人の従業員を抱えていますが、それでも、証明書の期限切れという初歩的なミスが発生しました。そして、2,000万人のユーザーが、ビジネスクリティカルなコミュニケーションアプリを使えなくなりました。最高技術を誇る企業にもそのようなことが起こります。
何がダウンしたのか?
ユーザーは、(アメリカ東部時間)午前8時30分頃に、Microsoft のコラボレーションプラットフォームであり Slack のキラーである Teams の問題を報告し始めました。午前9時頃までには、Microsoft はこの問題を把握していました。
午前10時までに、Microsoft のチームは問題を解明しました。証明書の有効期限が切れていたことが判明し、およそ1時間後には証明書を更新しました。
正午までにこの問題はほぼ解決されましたが、世界中のユーザーに、どうしてこんなことが起こったのかと、疑問を抱かせました。
単純なミス
正直に言うと、Microsoft の失態をどこかでほくそ笑んでいるような人がいるかもしれませんが、自分たちのところでは、何らかの証明書の有効期限が切れるようなことはないと断言できる人はいますか?これは典型的な初級者のミスですが、Microsoft のような大企業にミスが発生すると、何百万人ものユーザーへの大規模な機能停止につながります...
もちろん、この大失態を契機に、誰かが証明書の有効期限が切れたことを警告するスクリプトを書いたかもしれません。
ですが、この事件は私たちに疑問を投げかけます。IT に、数十億ドルではないにしても、数百万ドルを費やしている企業にそれが起こる可能性があるなら、私たちにも十分起こり得ることなのではないでしょうか?簡単な答えは、「はい」です。ただし、しっかりしたネットワーク監視を行って確実に準備ができている場合は、その限りではありません。
SSL 証明書を簡単に監視可能
上述のように証明書の有効期限をチェックする PowerShell スクリプトを書くこともできますが、スクリプトを書かなくても、証明書を監視する簡単な方法があります。プログレスの WhatsUp Gold で SSL 証明書を監視するよう設定できます。証明書の有効期限をいつでも正確に知ることができるように、チェックする間隔も設定できます。
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