デバイス、サーバー、使用しているソフトウェア、Windows、ワイヤレス、仮想インフラストラクチャなど、ネットワークに接続されているすべての情報を検出できます。WhatsUp Gold は、コアルーターのブリッジテーブルの IP レンジスキャンまたは SNMP スマートスキャンから開始し、コア、Windows、ワイヤレス、仮想インフラストラクチャなどの詳細なマップを生成する、強力なレイヤ 2/3 検出機能を備えています。検出され、マッピングされたデバイスやサーバーなどを、高いパフォーマンスを保てるよう監視できます。
ネットワークトポロジーと相互依存関係をマッピングして視覚化
強力なインベントリ機能で、すべてのIT資産を文書化し、追跡
レイヤ 2 トレースツールと IP/MAC 検索ツールで接続問題をトラブルシューティング
WhatsUp Gold は、ARP、SNMP、SSH、仮想インフラストラクチャ管理、IP アドレス設定、ICMP、LLDP など、先進的なレイヤ2/3検出技術を使用し、ベンダー独自のメカニズムとも組み合わせて、ネットワークに接続されているすべてのものを検出し、ネットワークデバイスとその相互接続関係を正確にマッピングします。ネットワークデバイス検出はオンデマンドで行うこともできますが、定期的に自動検出を実行するようにスケジュールすることも可能です。
WhatsUp Gold は、レイヤ 2/3 の統合ネットワークマップを自動生成し、IP および VLAN 固有の情報を含め、物理環境、仮想環境の接続状態を完全に可視化できます。ネットワーク状態が変化すると、ネットワークマップは動的に更新されます。ネットワークマップは、運用しているネットワークの状況や監視要件に基づいて、必要なものをより見やすく表示するよう、自由にかつ簡単にカスタマイズできます。
検出プロセスが完了すると、WhatsUp Gold は、デバイスにデバイスロールを割り当てます。デバイスロールには、どういうデータを収集するかや、障害発生時にとるべき自動修復アクションなどが記述されています。デバイスロールエディタを使用して、デフォルトのデバイスロールとサブロールを簡単に変更したり、新しいロールを作成したりできます。検出プロセスでは、デバイス間の依存関係も識別され、マップ上の方向付きの矢印で依存関係が可視化されます。マウスを数回クリックすれば、依存関係データを使用して必要でない警告を最小限に抑え、効率的で迅速なトラブルシューティングを行うことができます。
WhatsUp Gold を使って、包括的なネットワークインベントリと設定情報を管理できます。社内ビジネスプロセス (ITIL など) のレポート/ドキュメントのニーズと、PCI DSS、SOX、GDPR、FISMA、HIPAA などのコンプライアンス要件をサポートします。インベントリ情報は、CSV 形式または Excel 形式で簡単にエクスポートでき、部門内の誰でも、ネットワーク上のリソース、リソースの場所、および接続方法を正確に把握できます。ネットワークが拡張されたり、オフィスが移転したり、データセンターのリソースが統合されたりした場合でも、正確なインベントリ情報が維持できます。
ネットワークデバイスをはじめ、システム全体の様々なインベントリ情報と設定情報を収集、フィルタリング、エクスポートできます。
ネットワークの問題がどこにあるか推定できたとしても、ネットワークに何が接続されているかによって診断が異なる場合があります。完全なネットワーク検出によって、ネットワークに接続されているものをコンテキストで把握することができます。ワイヤレス AP で信号が頻繁に切断されるといった診断が難しい問題も、一度に接続しようとしているユーザーが多すぎることがわかれば、その途端に、すぐ修正できる単純な問題だったということになります。
セキュリティは、ネットワーク管理上、最も重要なファクターの 1 つであり、誰が何のためにネットワークにアクセスしているのかを正確に把握する必要があります。誰がネットワークに接続しているのかがわからなければ、誰かが不正なワイヤレスアクセスポイントを自分の机の下に忍ばせて安全でないデバイスを接続しようとしていても特定できません。ネットワークアクセスをどのように取得できるかを知る必要があり、何が接続されているかを常に検出できなければ安全を確保することはできません。
WhatsUp Gold の検出プロセスでは、デバイスの ARP テーブルを利用して MAC アドレスベンダーを判別し、Web インタフェースの [ブランド] カラムに表示します。デバイスの資格情報がわからない場合、ブランド情報はそのデバイスが何なのかを調査するのに役立ちます。
WhatsUp Gold の検出スキャンで、指定されたデバイスに対して、SSH および/または Telnet の資格情報をテストできます。資格情報を受け入れるデバイスは、デバイスの監視を開始すると、その資格情報が自動的に適用されます。WhatsUp Gold は、SSH アクティブ監視など、特定のカスタム監視に SSH または Telnet の資格情報を使用できます。
ICMP も、WhatsUp Gold 検出プロセスで広く使用されているプロトコルです。検出プロセスは、ICMP を使用して、IP アドレスのもう一方の端にデバイスがあるかどうかを判断します。デバイスが ICMP に応答すると、検出スキャンに指定された資格情報を自動的に使用して、デバイスに関する追加の詳細の検出を試みます。
WhatsUp Gold は、IP アドレスの検出中に、名前解決のために DNS と NetBIOS を活用して、検出した各システムのすべての IP アドレスに関して適切な IP アドレス/ホスト名情報を格納します。
WhatsUp Gold は、特定のストレージ環境をスキャンするときに SMI-S を利用します。WhatsUp Gold の SMI-S でサポートされているストレージ環境は、現在のところ、NetApp FAS シリーズ、Dell EMC Unity、および Dell Compellent です。
WhatsUp Gold の検出プロセスでは、仮想環境からの詳細な情報を検出できます。Hyper-V または VMware ハイパーバイザ、そして VMware vCenter が対象になります。VMware の vSphere API、または Microsoft の Hyper-V ホストカウンターを使用して、仮想環境全体を簡単に検出し、監視することができます。
WhatsUp Gold の検出プロセスは、UDP を使用してネットワーク内の SNMP 対応デバイスを識別します。WhatsUp Gold の組み込み監視設定は、SNMP アクセスを必要とするものが多く、ネットワークデバイス(ルーター、スイッチ、ファイアウォールなど)と *nix システム(Unix、Linux、AIX、Solaris など)を SNMP 有効にしておくことが重要です。
ルーター、プリンタ、スイッチ、ワークステーション、サーバーといった、ほとんどすべてのネットワークデバイスには IP アドレスが割り当てられており、ネットワーク検出ツールで使用される主要テクノロジーは TCP/IP です。WhatsUp Gold は、IP アドレスと SNMP を組み合わせて使用することで、ネットワークの相互接続をマッピングしたり、デバイスに関する詳細情報を収集したりできます。
WhatsUp Gold 内で Windows 資格情報を適切に設定することは重要です。WhatsUp Gold では、WMI プロトコルを利用して、システムを Windows システムとして自動的に識別します。これにより、適切な監視が適用され、WMI から様々なデータを収集できるようになります。
WhatsUp Gold の検出では、クラウドプロバイダの検出スキャンオプションを使用するとき、HTTP と HTTPS を使用します。WhatsUp Gold で使用する API 資格情報は、Cisco Meraki、Microsoft Azure、Amazon AWS など、クラウドプロバイダごとに設定方法が異なります。
WhatsUp Gold は、種々のベンダーのワイヤレスコントローラに問い合わせを行います。ワイヤレス環境全体を、クライアントレベルまで、簡単に検出および監視できます。
フォームの各フィールドに必要事項を記入して WhatsUp Gold の無料試用版をダウンロードしてください。
実機を使用し、オンラインでデモを提供することができます。オンラインデモで、WhatsUp Goldの基本機能を説明し、また、疑問、設定方法等をデモしながら説明します。
オンラインデモをご希望の場合は japan_support@progress.com までご連絡ください。
最新のシステム要件は、こちらをクリックしてご参照ください。
ネットワーク検出は、ネットワークに接続しているデバイスを検出してマッピングするプロセスです。ネットワークデバイスの検出は、ネットワークインフラストラクチャを監視するための最初の手順です。レイヤ 2/3 自動検出ツールを使って、トポロジー・マップを最新の状態に保ち、ハードウェアおよびソフトウェア資産、物理リソースと仮想リソース、デプロイされたパッチなどのネットワーク・インベントリを適切に管理できます。
ネットワーク検出ツールは、様々な検出プロトコルを使用して、次のような情報を検出、および収集します。