WhatsUp Gold を使用すると、ハードウェア機器の潜在的な問題を検出し、修復することができます。
サーバーがオーバーヒートしたり、ネットワークルームの室温が高過ぎたりすると、機器が故障したり劣化が加速したりする可能性があります。サーバーやネットワーク機器のベンダーは、その可能性を知っているので、温度や電源などの物理的な状態を報告できるプローブを追加しています。
WhatsUp Gold は、これらのハードウェア機器からの測定値を追跡し、監視することができます。物理的な状態に関する SNMP MIB オブジェクトを公開している機器については、簡単にカスタム監視をセットアップできます。WhatsUp Gold が現在サポートするハードウェア監視には以下が含まれます。
APC アクティブ監視は、60 種類以上のパラメータを即座に監視します。APC UPS デバイスが、選択したしきい値に達するか超過した場合、出力状態に達したとき、および/または異常な状態が検出されたときにアラートが送信されます。APC パフォーマンス監視を使用すると、すぐに出力電力使用量を監視できます。APC UPS が検出されると自動的に監視され、ステータスは、ワークスペースレポートのグラフを介して提供されます。
WhatsUp Gold は、Cisco のスイッチとルーター、Dell のサーバー、HP の Procurve スイッチの内部デバイスの温度測定値、Ravica の外部温度測定デバイスからの測定値を取得します。
WhatsUp Gold は、Cisco のスイッチとルーター、Dell のサーバー、Dell の PowerConnect スイッチとルーター、HP の Procurve スイッチから、内部ファンステータスを自動的に取得します。
WhatsUp Gold は、Cisco のスイッチとルーター、Dell のサーバー、Dell の PowerConnect スイッチとルーター、HP の Procurve スイッチから、内部電源のステータスを自動的に取得します。
プリンタのアクティブ監視は、IETF Pronter MIB、RFC 3805 をサポートするプリンタを監視します。Printer MIB をサポートするプリンタには、あらかじめ設定されたアクティブ監視が自動的に割り当てられ、インク/トナーのレベルなどの監視が行われます。
WhatsUp Gold を使用すると、ハードウェア機器の動作状態が最適でなく、問題を起こしかねない状況を検出して、解決につなげることができます。