ネットワーク設計とネットワーク内の相互関係を視覚化するには、ネットワーク図が不可欠です。
作図ツールには、ルーター、スイッチ、プリンタ、ハブ、ホスト、サーバー、ワイヤレスアクセスポイント、電源、ストレージといった、わかりやすく識別が簡単なグラフィックス・データが用意されたライブラリが必要で、ベンダー固有のグラフィックス (Cisco で使われるアイコンなど) も使用できるようになっているべきです。
他メーカーのネットワーク図作成ソフトウェアもありますが、最もよく利用されているネットワーク図作成ソフトウェアは、Microsoft Visio です。Visio 2003 と Visio 2007 の欠点は、自動検出機能がないことです。どちらのバージョンも、別のアドオンを購入しない限り、LDAP や Active Directory などの既存のディレクトリ構造をインポートしたり、SNMP ポーリングを使用してデバイスを自動検出しネットワークに表示したりすることができません。
ですが、Visio はどこででも使われているため、組織の内外で簡単に共有でき、Visio に自動検出機能を統合できるサードパーティーのネットワークマッピングソフトウェアを導入することは有意義です。
WhatsUp Gold は、レイヤ2とレイヤ3の接続を完全に可視化して、トポロジーマップを自動生成します。マップは、印刷、保存、共有、および監視が可能です。