ネットワークデバイス、サーバー、仮想環境、アプリケーションなどを監視するために多様なツールを使用していると、問題の根本原因を解明するのに、長い時間を要することになる可能性があります。
異種の監視ツールを組み合わせて使用していると、複雑で相互依存性があるネットワーク、アプリケーション、サーバーの全体像を正確に可視化することができません。そのため、パフォーマンス問題の根本原因にたどり着くまでにいろいろなツールに切り替えながら試行錯誤することになり、大変苦労します。
したがって、問題が発生したとき、ユーザーは許容できるレベルを超えてはるかに長い間待たされることになり、多くの苦情が寄せられます。そういった状況は経営陣にも伝わり、IT 部門へのプレッシャーが強くなって苦境に立たされます。
障害が起こったのは一か所なのですが、ユーザーの怒りの電話や苦情メールで報告される現象は障害が波及した結果を伝えるだけで、根本原因はわかりません。1つの障害が、それに依存しているデバイスの障害を引き起こし、次々に偽警告が発せられると警告の嵐に巻き込まれます。何から手を付ければいいのかわからず、右往左往するしかないような警告の嵐は IT 部門を疲弊させます。根本原因を迅速に解明することができないという結論だけが一致し、生産性は大打撃を受けます。
問題の根本原因を効率的に速やかに検出するには、異種の監視ツールをぎこちなくつなぎ合わせたようなものではない、統合された優れたビューが必要です。依存関係を含め、環境をエンドツーエンドで確認できない限り、トラブルシューティングのための適切な開始ポイントを探し当てるまでに75%の時間を費やすことになります。
世の中の一般的趨勢として、多様性は極めて重要なキーワードになっていますが、ネットワーク監視ツールの場合は多様性は好ましいことではありません。複数の監視ツールを使っていると、提供されるビューもそれぞれ異なったものになり、根本原因を探し始める前にやっかいな比較、対比、切り替え、推測が必要になります。監視システムに重要なのは多様性ではなく単一性です。まず、有線、無線、物理、仮想の、ネットワークに接続するすべてのものをカバーする、単一の統合監視ソリューションを探してください。ネットワーク全体を包括的に把握できる、唯一の確実なバージョンが必要です。
統合ソリューションは、スムーズにドリルダウンできて、履歴レポートなども簡単に作成できるべきです。ユーザーに悪影響が及ぶ前に IT 部門で問題を検出し根本原因を解明できる必要があります。
インフラストラクチャ全体の視覚化は不可欠です。プロセス全体を自動化し、何も見逃さずにすべてを可視化できる、高度で使いやすいソリューションは存在します。ネットワーク上のすべてのデバイスを検出してマッピングできる自動レイヤ 2/3 検出機能が備わっていることが重要です。これは、根本原因の検索を絞り込み、その正確な場所に到達するための重要な前提条件です。
マップにネットワーク上のすべてのデバイスを表示する必要があるだけでなく、デバイスの相互接続性と依存関係をすべて確認する必要があります。それが自動的にできれば、個々の依存関係を手作業で確認するのにうんざりするほどの長時間をかける必要はなくなります。依存関係の自動検出機能は、障害が発生したデバイスからの警告を通知し、依存関係にあるデバイスからの警告は通知しないようにすることで警告の嵐の発生を抑えることもできます。
問題は待ってくれないので、導入を決定したソリューションはすぐに実装して本格的に使える必要があります。ネットワーク上のすべてのデバイスを自動的に検出し、すべての依存関係を検出してマッピングし、警告ポリシーを生成し、警告通知のためのしきい値を設定し、複数のダッシュボードを生成することのすべてが短時間(例えば1時間)で達成できるかを確認します。
これらのヒントから引き出されるのは、WhatsUp Gold が最適なネットワーク監視ソリューションであるという結論です。ネットワーク、サーバー、アプリケーション、物理・仮想環境、有線・無線環境、ネットワークトラフィック、設定管理、ログ管理のエンドツーエンドの監視を提供する、優れた、使いやすい統合監視ソリューションです。ネットワーク問題の迅速なトラブルシューティングが必要な IT 部門にとっての強力なツールになります。