簡易ネットワーク管理プロトコル (SNMP) は、非常に一般的なネットワーク管理プロトコルであり、Windows で操作を行っている場合、SNMP は Windows ネットワークとデバイスを管理するための非常に効率的なツールです。SNMP は、ネットワークインフラストラクチャを監視するように設計されたアプリケーションレベルのプロトコルであり、ネットワークに接続した SNMP 対応デバイスを検出します。
Microsoft の Windows Server は、WhatsUp Gold などの、サードパーティーの SNMP 管理ソフトウェアと連携して、管理対象のデバイスとアプリケーションのステータスを監視する SNMP エージェントソフトウェアを提供します。（Windows で SNMP を使用して データを収集する場合は、その前にまずデバイスに Microsoft SNMP エージェントをインストールして有効にする必要がありますが、これは Windows コントロールパネルで [Windows コンポーネントの追加と削除] 機能を使用して簡単に行えます。）
SNMP は、多数のネットワークデバイスに展開でき、管理対象ノードへの影響とトランスポート要件を最小限に抑え、他のほとんどのネットワークアプリケーションに障害が発生しても機能し続けるように設定されています。
SNMP は、ネットワーク上のサーバー、ワークステーション、プリンター、ハブ、スイッチ、ルーターなどのネットワークデバイスから情報を収集するために使用されます。SNMP の重要なコンポーネントは、管理情報ベース (Management Information Base、MIB) データです。MIB データはすべての SNMP 対応デバイスのテキストファイルに含まれており、SNMP によって管理ソフトウェアで使用可能な形式に変換されます。
膨大な数の PC とノードを備えた Windows の大規模なネットワークを管理することは困難な作業ですが、ローカルエリアネットワーク（LAN）で広く使用されている SNMP を使用して単一の管理ホストからネットワークノードを監視できます。Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP) や Windows Internet Name Service (WINS) などのサービスに加え、多数のネットワークデバイスを監視できます。
ネットワーク監視ソリューション、WhatsUp Gold は、Windows Server 用の SNMP 監視ソフトウェア機能を備えています。直感的で使いやすく、あらゆるレベルのユーザーが、ネットワーク監視に必要な様々な高度な機能を活用して、迅速でスムーズなネットワーク監視業務を遂行できます。